【ハウニブ】

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(転載厳禁) 因みにUFOだとか宇宙人の地球来訪だなんて事は一切、信じていませんので
そういう意見を戴いても対応いたしません。
ハウニブ 【はうにぶ】 HAUNEB (独)  HAUNIBU(英)

解説・霜方降造

@ 第二次世界大戦後期にナチスドイツが開発した円盤型機動浮遊戦闘車両。円盤型の本体下部に
戦車砲塔を通常の戦車とは逆に取り付けて敵を攻撃する。

ドイツが開発実用化に成功したトゥーレ・モーター・システム(Thule Motor System)と呼ばれる、
重力制御装置(Schwerkraft-Steuerung)・慣性制御装置・超々高効率エネルギー変換機関(Tachyon fahrt)の
三大複合動力部を史上、初めて搭載した戦闘車両。

表面上は解散したことにされ、後にドイツ陸軍兵器局直轄の秘密組織となっていた宇宙旅行協会(VfR)に
クルップ・ヘンシェル・フィーゼラー・ヴァルターの4社から出向、組み込まれた技術者集団が人類史上初の
トゥーレ・モーター・システムを開発。

A上記の複合動力部によって浮揚・移動する戦闘車両の総称。空間座標固定の浮遊砲台も同様に称する。
『浮遊戦車』『浮遊砲台』 と訳す。 タンク [TANK] = 戦車、ハウニブ [HAUNIBU] = 浮遊戦車


B二次大戦末期には枢軸同盟国であった大日本帝国にも資料と実機が輸出され、大日本帝国陸軍では
少数の輸入ドイツ製ハウニブを『ハ式浮遊戦車』、日本でライセンス生産された機体に53口径75ミリ砲装備の
五式戦車チリから流用した砲塔を取り付けた機体を 『五式浮遊戦車ハウ』と呼称し、支那及び南方戦線に
投入した。

C帝国海軍では艦載用に38口径75ミリ砲搭載の三式戦車砲塔に武装転換した機体を浮遊艦戦『破羽』
として採用している。『破羽』の武装変更について、53口径砲では既存の空母エレベーター内に収まらず
運用不可能の為、円盤外輪部から砲身がはみ出さず、艦内格納庫でも取り回しが容易な38口径砲を選んだ
為である。

38口径砲の威力不足は成型炸薬を用いた徹甲弾、及び徹甲溜弾等の特殊弾頭を使用する事で
補っているが、この砲は砲身命数が短く頻繁に交換をしなければならない欠点がある。

D長砲身型『破羽』は、帝国海軍唯一のハウニブ専用空母である(改)雲龍型空母6番艦『円龍』に常用57機、
補用4機が搭載された。


E以下詳細は、ダウンロード機密資料にて確認せよ。




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